マネジメント会社のお抱え税理士には頼みたくないな

スポーツ選手やコーチの確定申告について

※確定申告のご依頼を承っております。資料の送付方法はメール等でも構いません。文字がはっきりと読めるように送ってください。

※※弊税理士事務所は電子申告・e-taxにて申告書の提出を行っております。納税についてATMやネットバンクでの支払い(ペイジー払い)をご希望の方は、必要な情報を送りますので、その旨ご連絡ください。

 

こんにちは。渋谷の税理士「創栄共同事務所」と申します。

このページでは、マラソンランナー、バスケットボール、フットサル、スキーなどのプレイヤーやコーチなどの確定申告についてご紹介していきます。

スポーツ選手やコーチの場合には、マネジメント会社に紹介された税理士にそのまま税金のことを依頼しているというケースも多いかと存じます。

しかし、「収入のことが全部、マネジメント会社にバレてしまうのは嫌だな」といった理由などで、税金のことを頼める税理士は自分で探したいという方は、是非、当税理士事務所までお声がけください。

スポーツ選手の確定申告の特徴

スポーツ選手やコーチの確定申告の特徴は、何といっても、その収入源が多様ということではないでしょうか?

もちろん、「契約先1社からのみ、収入を受け取っている」という方も中にはいらっしゃいます。しかし、「半分は社員で、半分は選手としての契約で、給与としての収入と選手としての収入があるよ」「県などから補助金や助成金を受け取っているよ」「スポンサーからも対価を得ているよ」「後援会からご祝儀受け取ったよ」「賞金を受け取ったよ」「賞品を受け取ったよ」「海外での収入もあるよ」「そういえばお金を受け取った」などなど、人によってさまざま収入があります。

 

これらの収入を、ひとつひとつ調べていって、申告が必要なものなのか、申告するとしたら、どうやって申告すればいいのか、いくらで申告すればいいのかを判断していきます。

例えば「アスリート助成における助成金」などを受け取る場合には、受給手続きの手引きがもらえると思います。その中に、税金の話も記載されていることもありますから、手引きも捨てずに保管なさってください。上記の助成金の場合、手引きによると一般的には雑所得、プロは事業所得で申告するとのこと。必要な経費についても記載してくれていて、親切ですね。

海外で受け取った賞金なども忘れずに収入に入れてくださいね。

なお、参考になるかもしれないページが国税庁のサイトにございます。「力士等に対する課税について」で検索すると出てきますので、ご一読ください。

プロなのかアマチュアなのかでも税金の計算が変わってくる

スポーツ選手の場合には、いわゆる「プロ」の方もいれば、「アマチュア」の方もいます。同じ賞金を受け取ったとしても、プロなのかアマチュアなのかによっても税金の計算が変わってきます。

※税金計算上の「プロ」と「アマチュア」の区別は、一般的になイメージとは違っていることもあります。あなたの収入が、いわゆる「事業所得」なのか、それ以外なのかは、検討すべきではないかと存じます。

契約金がある場合には、平均課税という計算方法の検討も

ちょっと難しい税金の計算方法の話になってきますが、スポーツ選手などが3年以上の期間特定の者と専属契約を結ぶことにより、一時に受ける契約金で、その金額がその契約による報酬の2年分以上であるものの所得がある場合など、要件に当てはまる場合には、平均課税という計算方法を使える場合もございます。

※平均課税を使えるどうかの判定は、ある程度、確定申告が出来上がってから行いますので、確定申告の作業の終盤に行うことになります。

何が経費になるのか

スポーツ選手やコーチの場合には、何が経費になるのかも税金を計算するうえでは、非常に難しいテーマです。

定期的にスポーツ選手の「申告漏れ」のニュースが流れてきますよね。先日も野球のコーチが選手時代に「家族との外食代を経費にしていた」といったニュースがありました。家族との食事は単なる生活費であって、経費ではありません。その他、食料品代や家族旅行代、服や時計やアクセサリーなど生活費であるものを経費として突っ込んでいたようです。

こういった生活費は、経費にはなりません。

しかし、実際には経費なのか生活費なのか判断に迷うものも出てくるかと存じます。

基本的にはそのスポーツ活動に直接要する費用が経費となる可能性があります。

例えば、コーチや指導者への謝礼、靴などのスポーツの用具代、テーピングなどの消耗品代、練習場などの費用、ロッカー代、用具の運搬費用、練習や試合への交通費、宿泊費、大会などの参加費など直接そのスポーツと関係するものとなります。

変ったところでは、サプリメント代なども栄養費などとして経費となる可能性があります。

迷ったときは、ご自身が税務署へ説明できるかどうかといった視点で考えてみてください。「他の人が経費にしているって言ってたから、自分も経費に入れた」ということですと説明になっていないと感じます。「これはスポーツ活動をする上で、こういうことに必要だったから経費に入れた」と説明できるようになさってください。

例えば大会への参加費用。その大会に参加する必要があった。その大会に参加するためには参加費をを払わなければいけなかったし、遠方だったから参加するためには宿泊費や交通費がかかった。だからそれらを経費にいれた。といったようにひとつひとつ説明できるようになさってください。

寄付金を払っている場合には税金が少なくなることも

例えば東京マラソンなどに寄付金を払っている場合には、確定申告の際に申告書に記載することによって、税金が少なくできるときもございます。寄付金を払った場合には、証明書などをなくさないようになさってください。

※寄付金を払う際には、税金を少なくできるか(税額控除や所得控除できるか)も確認してから払うと安心だと存じます。

セーフティ共済や小規模共済に加入するという方法も

もしも資金繰りに余裕があり、加入要件を満たしているという場合には、セーフティ共済や小規模共済に加入して、税金を少なくするといった方法もあるかもしれません。

寡婦・寡夫控除、障がい者控除などの検討も

寡婦・寡夫控除(寡婦も寡夫もカフと読みます。)や障がい者控除など、税金が少なくするものを使えないか検討ください。

まとめ

このページでは、マラソンランナー、バスケットボール、フットサル、スキーなどのプレイヤーやコーチなどの確定申告についてご紹介いたしました。

スポーツ選手やコーチの場合には、マネジメント会社に紹介された税理士にそのまま税金のことを依頼しているというケースも多いかと存じますが、税金のことを頼める税理士は自分で探したいという方は、是非、当税理士事務所までご依頼ください。

 

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