楽天などで「ふるさと納税」した方向け:XMLファイルについて

楽天などでふるさと納税をした場合には、「寄附金控除に関する証明書」がPDFや紙では貰えないそうです。

寄附金控除に関する証明書は、「XMLファイル」でのみデータ提供しますとのことです。

弊事務所では、楽天などからダウンロードした「XMLファイル」を送っていただけましたら、そちらを読み込んで、確定申告書を作成しております。

寄附金控除に関する証明書とは

XMLファイルで提供されるという寄附金控除に関する証明書とは、どういうものなのでしょうか。

「寄附金控除に関する証明書」とは、1月から12月までのふるさと納税の記録が一枚の紙にまとまって記載されている一覧となります。(ふるさと納税の件数が多ければ、複数枚になることもあるでしょう。)

年間寄付額 15,000円

1月25日 ××市 10,000円

2月20日 △△市  5,000円

など、いつ、どの自治体へいくら寄付したかが書いてある紙となります。

年間の合計寄付額も記載されているので、ふるさと納税の情報を確定申告書へ書き忘れるというリスクを減らすことができます。

なお、例えば、楽天でもふるさと納税してけれども、ふるさとチョイスでもふるさと納税した場合など、複数のサイトを利用している方は、それぞれのサイトで発行される寄附金控除に関する証明書を使います。

自治体からの証明書ではダメなの?

ふるさと納税を行うと自治体からも都度、証明書(寄附金受領証明書)が届くと思います。

自治体からの寄附金受領証明書でも、ふるさと納税サイトからの寄附金控除に関する証明書も内容は同じですので、どちらを使っても構いません。

以前は、自治体からの寄附金受領証明書だけが発行されていましたが、ふるさと納税サイトからの寄附金控除に関する証明書の方が、資料の枚数が少ないから、確定申告や保管が便利だよねということで、ふるさと納税サイトからの寄附金控除に関する証明書の発行が始まりました。

弊事務所では、自治体からの寄附金受領証明書もふるさと納税サイトからの寄附金控除に関する証明書も機械で読み込んでいますので、手間は変わりません。

どちらでも、ご都合のよい資料を送ってください。