アマゾンPODやBOOK☆WALKER、Amazon Kindle(KDP)も

個人出版の確定申告

こんにちは。渋谷にある税理士事務所「創栄共同事務所」と申します。

最近では自分の作品を書籍化したいと考えたときの出版の方法も手段が増えてきました。

このページでは個人出版の確定申告についてご紹介しています。

税金面から考えると、アマゾンPODもブックウォーカー、アマゾンキンドルも在庫を抱えないので、確定申告が楽といった特徴があります。

一方、在庫をかかえる販売方法は、原価計算が大変です。トラやメロンなどへ委託販売をする場合やイベント販売する場合には、在庫管理をお気を付けくださいね。

ステップ1:売上の把握

確定申告をする上では、まず年間売上金額の把握が重要です。

毎年の1月から12月までの間に、いくら売れたのかを把握するようになさってください。

アマゾンPODといった紙媒体

紙媒体でお届けしたいけれども、在庫を抱えなくてよい点でアマゾンPODを使って販売する方も増えてきているようです。

売上などの情報をアマゾンPODのサイトから入手して売上情報を把握なさってはいかがでしょうか。

ブックウォーカー、アマゾンキンドル(KDP)といった電子書籍

ブックウォーカーの場合には支払通知メールが届きますので、その書類で売上把握をなさってはいかがでしょうか。

アマゾンキンドルの場合には毎月の販売数レポートを出力しておき、売上把握をなさってはいかがでしょうか。

ステップ2:原価の把握

外注費や印刷費など、原価がある場合には、原価を把握しましょう。

なお、在庫を抱えない販売方法の場合には、税額への影響はありませんので、経費なのか原価なのか分からないという場合には、経費で処理しても影響ありません。

くれぐれも考えこみすぎないでください。考えている間に確定申告期限が過ぎてしまいます。

ステップ3:経費の把握

経費の把握をしましょう。

経費は作品を作ったり、販売するために掛かったコストとなります。

例えば、販売方法を調べるために参考にした書籍を購入したのであれば、その書籍代が経費となります。

まずはご自分の執筆スタイルを思い出してみてください。

机に向かっている方は、そのときに座っている椅子、机、照明器具、筆記用具などが経費となってくるでしょう。

タブレットで執筆している方は、タブレット端末の代金や充電器材、保護シールなどが経費になってくるでしょう。

なお、確定申告の計算には、減価償却という考え方があります。もしも消費税込みで10万円以上のものを使っている場合には、減価償却についても検索してみてください。

以上で個人出版の利益計算は終了

以上で個人出版の確定申告で使う、個人出版の利益計算は終了です。

この後はあなたの状況によって違ってきます。

もしもあなたが会社員であれば、会社から受け取った源泉徴収票と合わせて確定申告をなさってください。

平均課税という節税方法

最後に平均課税という計算方法が使えるか検討なさってください。

この計算をするためには、さまざま数字を固めておく必要がありますので、申告書作成過程の終盤で「平均課税」という話が出てきます。

 

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

このページでは個人出版の確定申告についてご紹介いたしました。

「どのくらいの売上になったら税理士へ依頼するべきでしょうか」といったご相談をいただくことがあるのですが、確定申告については、まずご自身でトライしてみて、ムリだったら税理士へ依頼するといった方法をお勧めします。

売上が大きくても自分で出来る方もいれば、売上が少なくてもこういう作業は苦手だから、税理士へ外注するという方もいます。

当税理士事務所でも確定申告のご依頼を承っております。確定申告のみのご依頼も承っておりますし、月次顧問のご依頼も承っておりますので、お気軽にお声がけください。

もしも税理士をお探しでしたら、渋谷区松濤にある税理士事務所「創栄共同事務所」まで是非、ご依頼ください。

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