自分では手に負えないから税理士へ依頼したい

税理士の探し方、契約の方法

このページでは、税理士の探し方、そして契約の方法についてご紹介しています。

「税理士ってどうやって探せばよいのか分からない。」「紹介よりも自分で探した方がいいって聞くけど、どうやって探せばよいの?」といった方々の参考になりましたら幸いです。

税理士を探す方法

税理士を探す方法は、人によって様々です。

飲み仲間に聞いてみる

税理士をしていると、飲み仲間からお客様をご紹介いただくことがあります。

「税理士探しているのだけど、誰か知らない?」といった具合に、お声がかかることがあります。

しかし、お互いにどんな人か分からないので、ちょっとドキドキしますね。

税理士はそれぞれ得意分野というか、NG分野があります。例えば相続税の申告を頼みたいのに、相続税の申告をほとんどしたことない税理士を紹介されても困りますよね、。

小規模な一人会社なのに、経営分析報告書を大量に作成してくれる税理士を紹介されても、「ちょっと過剰なサービスだな、でも紹介されたから、今更断りにくいし、、、」と感じるかもしれません。

漠然と「税理士を探している」というよりも、「ちっちゃい会社なんだけど、申告だけしてくれる税理士を探している」とか、「相続税の申告を頼める税理士を探している」とか、少し具体的に伝えた方がお互いによいのかもしれません。

※税理士ではないのに税理士のふりをする「にせ税理士」お気を付けください。

経営者仲間に聞いてみる

起業したてのスタートアップの社長さんですと、同じ経営者仲間に聞いて、税理士を探すという方もいるようです。

同じ業種の経営者が契約している税理士ですと、あなたの業種のことも分かってもらいやすいのかもしれません。

しかし、税理士を通じて、数字や情報が漏れないか心配という方は、同じ税理士を使うのは避けた方がよいのかもしれません。(もちろん、ほとんどの税理士はお客様の情報を他へ漏らすといったことはありません)

お客様に聞いてみる

美容院やネイルサロン、エステサロン、マッサージ店、飲食店の場合などは、お客様の中に税理士がいたりしますので、お客様に聞いてみるという方もいます。

ただし、お客様の中に税理士がいたとしても、依頼するかどうかはよく考えた方がよいのかもしれません。税理士は、お金を払えば何でもやってくれる人ではありません。耳の痛い話もするかもしれません。「お客様とそういう話はしたくないわ。」という方は、そのお客様(税理士)とは契約しない方がよいのかもしれませんね。

一方、お金がないことを分かってくれるから、楽という場合もあります。「顧問料はあまり払えないから、代わりにマッサージを延長するわ」といった具合に融通がきくといったこともあるようです。

税務署へ聞いてみる

税金のことは税務署へということで、税務署へ相談に行く方もいるようです。

税務署の近くには税理士会がありますので、「税理士会へ相談に行ってみては?」といったことを言われるケースもあるようです。(税務署と税理士会は、割と距離がある場合もございます。渋谷税務署と東京税理士会渋谷支部は、かなり距離があります。)

その他、「紹介会社へ連絡して紹介してもらっては?」といったことを言われたケースもあるようです。

要するに税務署から特定の税理士を紹介するといったことは行っていない模様です。

税理士会へ聞いてみる

税理士会へ聞いてみるという方法もありますが、税理士会に税理士が常駐しているわけではありません。税理士会というのは、それぞれ税理士事務所を開業していたり、税理士事務所に所属している税理士が、兼務しています。

ですから、事前に電話なさった方がよいのかもしれません。税理士会へ相談に行くというよりも、それぞれの事務所へ直接相談に行くように言われるケースが多いかと思います。

紹介会社へ聞いてみる

最近では紹介会社というものがございます。

税理士の紹介会社へ頼むと、3名程度、あなたに合いそうな税理士を紹介してくれるでしょう。そして、それぞれの税理士と面談して、よさそうな税理士を決めるといった具合です。

紹介会社によりますが、あなたは無料でサービスを受けれらることがおおいと思います。

仕組みとしては、受注した税理士側が顧問料の〇か月分を紹介会社へ払うといったパターンが多いようです。また顧問料も入札方式ということもございます。

税理士側に立つと、紹介会社を通して契約した案件は、顧問料も低いし、紹介会社へのバックもあるから、長期間契約してくれないと割に合わないといった面もございます。

また頻繁に変更している方は受けてもらえないかもしれません。

ネットで探す(グーグル検索など)

今は、ネットで税理士を探す方法が有力でしょうか。

例えば「松濤 税理士」などで検索して、出てきた税理士事務所の中からよさそうなところを探す方法です。面白いもので、グーグルで検索した場合と、ヤフーで検索した場合では出てくる税理士事務所が異なっていることがあります。

税理士を契約すると、税理士事務所へ行ったり、税理士が来てくれたりといったことがございます。ですから、会社や自宅近くの税理士や、駅の近くの税理士が便利かもしれません。

例えば「渋谷区 税理士」で検索してしまうと、渋谷区はかなり広いですので、恵比寿の税理士まで出てきてしまいます。エリアは絞って検索することをお勧めします。

なお、ご存知だと思いますが、検索結果の上部と下部に「広告」と書かれているものは、リスティング広告といって、クリックすると広告を掲載した側(税理士事務所側)に広告料が発生します。

SNSで探す

TwitterやFBなどで税理士を探すという方法もございます。

しかし、Twitter上などでメッセージを送っても、税理士側ではチェックしていないということもありますので、「メッセージ送ったのに返信がないな」と思ったら、その税理士のホームページからメールを送ったり、電話をした方がよいのかもしれません。

大学や高校の仲間に聞いてみる

大学や高校の同級生や、先輩、後輩に聞いてみるという方法もございます。

学年に1人や2人、税理士になっている人がいるものです。同窓会などの際に、「収入や財産などを、ばらされないか心配」という方は避けた方がよいでしょう。(もちろん、ほとんどの税理士はお客様の情報を他へ漏らすといったことはありません)

看板から探してみる

昔ながらの方法ですが、町を歩いていて、看板から探してみるのもよいのかもしれません。

会社や自宅の近くに税理士事務所の看板があったら、その名前と電話番号などを検索してみて、ホームページがあれば、新規のお客様を受け付けている可能性がございます。

もしもホームページなどがなければ、新規のお客様は受け付けていない可能性がございます。最近では新規のお客様を受け付けていない税理士も増えてきているようです。

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

確定申告や小規模な会社の決算でしたら、ネットで税理士を探して、何人か会ってみる方法がよいのではないかと存じます。その際には、業界独特のルールや背景を説明する手間が省けますので、ご自身の業種に詳しい税理士がよいのかもしれません。

相続税の申告や規模の大きな会社ですと、紹介の方が安心かもしれません。しかし、普通、「税理士を紹介してよ」と言っても大抵の人は嫌がるはずですので、ここぞとばかりに紹介してくる人がいたら、それはあなたの払う税理士報酬からキャッシュバックを受け取る人なのかもしれません。特に銀行などから紹介された士業だと手数料が高いイメージがありますよね。

看板から探してみる方法も良いと思います。時間があるのならば、事務所を見て、ネットでどんな事務所か調べてみて、アポを取ってみるという方法が、よいのではないかと存じます。

税理士を決めたら、あとは契約。契約書を交わす税理士もいれば、契約書は作らないよという税理士もいます。月次顧問契約ですと契約書を交わし、確定申告など単発の仕事ですと領収書などの書類を受け取った段階で契約成立といったかたちもあります。

税理士によってどの段階から契約となるのか、料金が発生するのか、様々ですので、よくご確認の上、税理士へ依頼なさってください。

 

渋谷区松濤にある当「創栄共同事務所」は、月次顧問契約や相続税申告、確定申告などの各種ご依頼を承っております。お気軽にご連絡ください。

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