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このページでは、子どものローンや税金を親が肩代わりすることについて検討していこうと思います。
例えば、お父さんが亡くなったときの相続税を、子ども達の分までお母さんが払ってしまうということは結構あるかと思います。
また息子さんや娘さんのカードローンや自動車ローン、住宅ローンを肩代わりしてあげるということもあるかと思います。
こういった「よくあるとのこと」、税務の観点からみると実は課税対象となってくる可能性があります。
上記のケースですと、親から子供へお金を贈与したということで贈与税などが課税される可能性が考えられます。
ではどうすれば課税されないのでしょうか?
お金をプレゼントしてしまうから、贈与税が発生するのです。よって、貸してあげる形にすれば、発生しないことになります。もちろん、貸したということは返してもらうことになります。
また、少額であれば、贈与税の基礎控除額を使うという方法も考えられます。
ここでは貸し借りのかたちにする場合のポイントを記載しておきます。
貸し借りのかたちにする場合の問題点は、本人同士は貸し借りだと主張しても、税務署側は贈与だと言ってくる可能性がある点です。
そういったことを防ぐためにも、書類や銀行口座の履歴などで、貸したお金が返済されているといったことを示すことができるようしておくと安心だと存じます。
借用書などの書類を作成しておいてください。
借用書には、金額や返済期間の記載をお忘れなく!
返済期間にもご留意ください。例えば、親の年齢が70歳で、50年かけて返しますといった場合、それは現実的ではないといったことになってくるかもしれません。
お金のやり取りは、現金ではなく、銀行口座を使ってください。
通帳の記帳をお忘れなく!
通帳は記帳しないと合計記帳となってしまいます。合計記帳ですと、個々の取引が記録されません。銀行から明細を取り寄せると時間とお金がかかります。
また古い通帳も捨てない方がよいです。銀行から取り寄せることができるのは10年程度となります。
振込手数料がもったいないという方がいますが、銀行によっては、同一支店なら無料などの場合もありますので、そのあたりは、研究なさってください。
毎月や半年ごと、1年ごとなど、時期を決めて、きちんと返済してもらってください。
「今月はお金がないから、、、」とかズルズルしていると、それは貸し借りではないでしょうということになってくるでしょう。
「お金があるとき払い」「出世払い」といった曖昧なものもダメです。
なお、お子さんが、本当にお金がなくて、カードローンなどを支払えない状況で、親が肩代わりしてあげるといった場合には、贈与税がかからないこともあります。
このページでは、子どものローンや税金を親が肩代わりすることについて検討してみました。
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