漫画家さん向けに確定申告で使うから捨ててはいけないものを記載しています。
当税理士もたくさんの漫画家さんたちから確定申告をいただくのですが、中には「使わないと思ったので、捨てちゃいました。」ということもあったりします。
漫画家さんが出版社が原稿料や印税を受け取るときには、源泉所得税が引かれて入金していると思います。
年間の支払額と、年間いくら源泉税を引いたかが書いてあるのが、支払調書です。
ここに記載されている内容は出版社から税務署へも提出されています。
毎年1月頃に、郵送されてきたり、メールで送られてきたり、サイトにログインして自分でダウンロードしたりして、入手していると思います。
税務署への提出締切は1月末ですので、その頃にはすでにできているはずの書類となりますが、催促しないと送ってくれない出版社もあるようです。なかなか送ってくれず、2月末にようやく届くというケースもありました。
支払調書は年に一回でしたが、支払通知書は、支払いがあるごとに送られてくるものとなります。
これがないと、いくら源泉税が引かれて入金されているのかが分かりませんので、捨てずにとっておいてください。
確定申告の際には取引を記録した帳簿を作成しますが、その際に支払通知書を使います。もしも支払通知書をもらえない会社と取引している場合にも、源泉税がいくら引かれたかはチェックして記録なさってください。
メールで教えてくれる出版社もありますし、計算方法を教えるから、あとはご自分でという出版社もあります。過去には何も教えてくれず、源泉税の計算の根拠がまったく分からないという出版社もありました。
経費の領収書も保管しておいてください。特にパソコンや液晶タブレット、仕事用のチェアなどの高額なものを購入したときの領収書は保管してください。
ネットで購入される方も多いかと思います。その場合にも領収書を忘れずに保管しておいてください。(PDFにして、保管しておくことが多いかと思います。)
領収書に何を購入したかが記載されていない場合には、ご自分でメモしておいた方がよいでしょう。何を購入したかが書かれていないと、あとで領収書をみたときに何を買ったときの領収書だったかが分からなくなってしまいます。
契約書関係も捨てずにとっておいてください。確定申告でよく使うのは、不動産の賃貸契約書です。その他、出版社との契約書、車の契約書など仕事関係の契約書は保管しておいてください。
不動産の賃貸契約書は、家賃の一部を経費に入れる場合に使います。
その他、所得控除関係の控除証明書も保管しておいてください。
所得控除関係の控除証明書とは、例えば、健康保険料、年金保険料、生命保険料、地震保険料、小規模企業共済、イデコなどの控除証明書となります。
毎年、10月頃に郵送で届くかと思います。最近は郵送以外の方法で入手する選択肢も増えてきました。
以前は領収書や契約書などは紙でやり取りしていましたが、今は電子化されて、メールで届いたり、自分でログインして情報をダウンロードすることが増えてきました。
確定申告をする方は、なんでも保存しておいた方が良いと思います。例えば、「○○っていう資料、届いていないですか。」とお聞きすると、「使わないと思って捨てちゃいました。」という方もいるのですが、何でも取っておいた方が良いです。
捨ててよいのは、郵便物が入っていた封筒や同封されていたチラシぐらいです。
なお、紙で持っておきたくないという方はスキャンして保管しておくという方法もあります。
また、電子化されている資料は、ご自身のパソコンなどにダウンロードしておくのを忘れないでください。あとでしようを思っていると、ログインできなかったり、欲しい資料が削除されていたりすることがあります。