多くの自治体では、6月末は住民税の納付期限となります。
納税が発生していれば、納付書が届くかと思いますが、6月になってもまだ住民税の納付書が届かない。捨てちゃったのかしら?と不安に思っている方もいるかもしれません。
納付書が届くのは、割とギリギリです。
例えば世田谷区のホームページをみると、例年、6月10日頃に発送されているようです。
その中で「(注意)発送件数が多いため、お手元に届くまでに1週間程度かかることがあります。」という注意書きがしてあります。
お手元に届くのは、6月の中旬になるのかもしれません。
どうしても不安だ。確認したいという方は、お住まいの地域の自治体へ電話して聞いてみてはいかがでしょうか。
世田谷区であれば課税課が担当だと思います。渋谷区は税務課でしょうか。
とりあえず自治体の代表番号へ電話して、「住民税の納付書がいつ発送されたか確認したい」と伝えると担当に廻してくれるかと思います。(自治体によっては、エリアによって担当が分かれているため、住所を聞かれることもあります。)
住民税の納付の方法には、2つあります。
ひとつ目は普通徴収と呼ばれる、ご自宅へ納付書が届いて、ご自分で納付する方法。
もう一つは、特別徴収と呼ばれる、勤務先の給与から天引きされる方法となります。
今まで、普通徴収だったのに、今年から特別徴収の扱いになって、自宅へ納付書が来なくなったということもあり得ます。
なお、住民税の計算は、間違っていることもあります。
過去には、ふるさと納税の処理が間違っているケースがあったようです。
送られてきた書類をよく読んで、間違っていないかご確認の上、納付なさってください。
住民税は、納付書が届いてから、納付期限までが短く、忙しくてなかなか支払いに行けないという方もいるかもしれません。
引落の手続きをしておくと、勝手に引き落としてもらえますので、便利です。しかし、住民税の引き落としの手続きは、前もって手続きをしないと、6月末の納期限の支払いには間に合わないといった自治体もあるようです。
例えば、渋谷区ですと6月末の支払いに間に合わせるためには、5月10日が受付期限でした。世田谷区ですと、、4月10日となっているようです。
いずれにせよ、納付書が届いてからの手続きでは、間に合わないようです。
最近では納付方法が増えた自治体もあるようです。
以前は、銀行や役所の窓口、口座引落、ATMやネットバンク払い、コンビニ払いくらいでしたが、
今は、クレジットカード払いや、PayPayなどの電子決済サービスも加わっている自治体もあるようです。
なお、納付方法によっては30万円までといった上限があったり、手数料を取られたりするようです。
お住まいの地域の自治体のホームページに説明があるかもしれませんので、気になる方はご確認ください。
例えば、渋谷区ですと、「納付方法|渋谷区公式サイト」というページに「納付方法一覧」が表にまとめて掲載されております。この渋谷区の納付方法一覧は分かりやすくて、見事だなと感じています。
目黒区ですと「特別区民税・都民税(普通徴収)の納付場所」というページに記載されております。目黒区はPayPayなどの電子決済サービスはなさそうです。クレジットカードについては、「外出せずに自宅で簡単納入 軽自動車税及び特別区民税・都民税(普通徴収)はクレジットカードでも支払いできます。」というページがあって、目黒区も住民税のクレカ払いOKのようです。
世田谷区ですと、「納税の方法」というページに記載されております。クレジットカードについては「特別区民税・都民税(普通徴収)、軽自動車税(種別割)をインターネット上でクレジット納付ができます」というページがあって、世田谷区もクレカ払いOKのようです。